世界との出会い81(国会議員)

⚫︎とある国の最高学府を卒業し、その国の友好国のトップレベルの大学に留学した後、自国の立法府の議員になった女性が、自らの政策秘書に、罵詈雑言を浴びせているスキャンダルが、取り沙汰されている。人間だから、怒りを剥き出しにして、相手に言葉をぶつ…

世界との出会い80(sonic peace)

⚫︎『音速平和』水無田気流 思潮社 2008年。⭕️Chinpusanokintarouameniwasabiosankyu⚪︎

世界との出会い79(蔡英文)

⚫︎『蔡英文自伝』(白水社 2017年)を読んで。⚫︎国を思うということにも、過去指向的な気持ちと未来指向的な気持ちがあるように思われる。過去から引き継がれた伝統や達成されたものを重んじ、そこへ回帰しようとする運動と現在の状況を見極めて、それに…

世界との出会い78(宗教)

⚫︎多くの場合、ある宗教への信仰が全うなら、その信は強固なものであろう。強固で厳密であればあるほど、それへのアンチが必ず出てくる。というのも、宗教への信仰は絶対的であるが、世界は必ず相対的であるから。

世界との出会い77(べくしんすきー)

⭕️うぇぶじょうで、えすえふもののさいとなどをみているとおもしろいものをみつける。たとえば、そうさくしょーとえすえふのばいおじぇねしす。また、たとえば、すこーん。すこーんは、だいいちいんしょうは、ぎーがーのゆうきてきだーくわーるどだが、それ…

世界との出会い76(去る者は日々に疎し)

⚫︎『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子 (小学館 2017年)を読む。便所(➡︎トイレ)の話などは本当に面白い。「運が悪かった」と考えることは、他者を責めすぎず、自分も前向きに生きて行く知恵だということを教えてくれる。今、この種の発想があまりに欠…

世界との出会い75(ポピュリズム)

⚫︎『ポピュリズムとは何か』水島治郎 (中公新書 2016年)を読む。新書の平均的な頁数内で、かなり詳しく世界のポピュリズム的特性を持つ政党を分析した本。⚫︎南米でも、西欧諸国でも、米国でも、日本でも、カリスマ的な指導者に率いられたポピュリズム…

世界との出会い74(マシン)

⚫︎機械は必ず、機能を持つ。その機能は、必ず、目的を持つ。機械は、「目的存在者」と言えるだろう。人間も目的を持って行動することは多いが、何の目的も持たずに行動することもある(生体としての人間、そしてあらゆる生物は、意識せずとも、生き抜くとい…

世界との出会い73(燕)

⚫︎燕という鳥には、毎年毎年驚かされる。その飛ぶことへの適応の見事さに。翼と嘴と尻尾が風を切る見事さに。三羽から五羽くらいが旋回しながら、すごい速度で初夏の空を横切る。彼らの飛行の軌跡は幾重にも交わっているように見える。しかし、急上昇、急下…

世界との出会い72(アイロニカルな没入)

⚫︎アイロニカルな態度に終始している人間関係のあり方、或は「アイロニカルな没入」という概念を安易に批判する人がいるが、そう言う人は、それがどんなものかということさえ理解していなのではないか。この概念は、ある人々には、理解しがたいものだろう。…

世界との出会い71(自由)

⚫︎「自由でいたければ、貧乏に慣れろ。」(If you want to remain free, get accustomed to be poor.)⚫︎「より現実的な言い方をすれば、ある程度自由でいたければ、ある程度貧乏に慣れろ。」(More actually speaking, if yot want to remain free to some …

世界との出会い70(東浩紀を読んで)

⚫︎『弱いつながり』東浩紀 (幻冬社 2014年)を読んで。⇩⚫︎旅によって環境を変えることは既知の関係ー人との関係と物との関係(例えば、マトリョーシカ)ーに新しい視点をもたらしてくれる、というのは、特段珍しい考え方ではない。しかし、ネットに繋が…

世界との出会い69(三つの驚異的存在者)

⚫︎人間の世界に存在する最も驚くべき存在者は、①宇宙(universe)②生命(life)③言語(language)である。⚫︎これら三つのカテゴリーは、個物ではない、普遍的存在者である。宇宙そのものも、生命そのものも、言語そのものも、それ自体としては存在しない。⚫︎…

世界との出会い68(ポール・マッカートニー)

⚫︎ポール・マッカートニーの東京ドームライブは、ビートルズ、ウィングス、NEWからのいつもの楽しい定番曲が目白押しだったが、ここ数年のライブでは演奏されてない曲で印象的だったのは、アコースティックギターを持ってのYou won't see me。ポールの曲らし…

世界との出会い67(オノマトペ)

⚫︎日本人は、犬が吠えるのをワンワンと言うが、実際に聞こえてくる犬の吠え声は、日本語にはならない音声(✖️△◎?!)である。この音声は、日本語の中では、慣例的にワンワンという、オノマトペとして犬が吠える音声を表す。英語ではbow-wowのように別の音声…

世界との出会い66(総合的含意)

⚫︎スペルベルとウィルソンの『関連性理論』というコミュニケーションの理論の中に、分析的含意と総合的含意という概念が出てくる。分析的と総合的という区分はグライスを通ってカントに由来するものだが、分析的判断は、本来、ある概念の中に元々含まれるて…

世界との出会い65(言語の学習)

⚫︎言語の学習、言語使用の訓練はいつ何処ででもできる。一日中一言も発しない人はほとんどいないのではないか。人の話を聞き、喋るときや、本や新聞・雑誌を読む時は、誰にも訪れる。その気になれば、4技能を磨くチャンスは、ここそこにある。(We can lear…

世界との出会い64(自己のコントロール)

⚫︎他の存在をコントロールできないのは、自己の存在をコントロールできないからである場合がある。(There is the case in which we cannot control other beings because we cannot control ourselves.)もちろん、自己の存在をコントロールできても、他の…

世界との出会い63(両義性)

⚫︎曖昧なものと、曖昧でないものつまりはっきりしたもの とのバランスを取ることが、大切ではないだろうか。現実に起こっていることというのは、概して曖昧なものである。効率を追い求める管理社会においては、はっきりとしたことが優先されがちで、曖昧なも…

世界との出会い62(評価について)

⚫︎評価ということについて考えてみると、様々なものがある。・自己評価(自己による自己の評価)と他者評価(他者による自己の評価)・絶対評価(自己内での比較による評価)と相対評価(自己と他者との比較による評価)・結果評価(達成された結果による評…

世界との出会い61(問題解決について)

⚫︎いわゆる「頭の良さ」と記憶力の関わりは深い気がする。何故なら、問題を解決する際に、人は知識を活用するが、その知識は、記憶によって脳内に保持されているようだからである。単純な問題を解くには、殊更、大量の知識は必要ないかもしれないが、複雑な…

世界との出会い60(動詞の過去時制)

⚫︎例えば、Could you 〜?やWould you 〜?のような過去時制が、丁寧表現に繋がる緩衝表現になるのは、何らかの負の刺激を含むかもしれない言語表現を、現在=今から遠ざけることができるから。 ⚫︎英語の文法も、単に機械的に暗記するよりも、できるだけなぜ…

世界との出会い59(世界の理解)

⚫︎理論とは、世界についての精緻な説明であるが、知性に訴える学問が、この仕事を主に担う。しかしまた感性に訴える芸術も世界を理解するための重要な手立てである。世界に対する理解が深まっていけば、正しい実践を指し示すこともできるだろう。その目指す…

世界との出会い58(ゆっくり読む)

⚫︎分厚い本は毎日ゆっくりと、少しずつ読むこと。 (We should read a thick book slowly little by little everyday.)

世界との出会い57(茶碗)

⚫︎茶碗の造形的な面白さは、位相的に絶対的な形という制約の中でどれだけ可能性が試せるかということだろう。もちろん、これは、あらゆる造形芸術に当てはまる。

世界との出会い56(怒りについて)

⚫︎感情の怒りエネルギーを言葉による説明に換えることが、非常に大事。(It is very important to change energy from emotion of anger into explanation through words.) ⚫︎理解が深くなればなるほど怒りは少なくなると言えるのか。(Can we say that the…

世界との出会い55(自文化の相対化)

⚫︎いのちが生まれ、世界を知覚し、行為し、思考し、生を全うする。⚫︎ある人間たちはAという場所に生まれ育ち、また別の人間たちはBという場所に生まれ育った。それぞれが、その場所の習慣なり、考え方なりを吸収していった。そのようにして、各個人が身に付…

世界との出会い54(人間の行動)

⚫︎人間の行動には単純な因果律が成り立たない場合が多い。No.24に同じく。(The simple law of cause and effect cannot rule human behaviors in many cases. As said in No.24)

世界との出会い53(生きているということ)

⚫︎問題は、生きているってことを深く喜べるかどうかだ。どれだけ深く。(The matter is whether we can be deeply pleased to live. HOW DEEPLY.)

世界との出会い52(結果と動機の逆転)

⚫︎ジーンズを履き尽くして膝に穴が開くという結果が生まれた。それを見て、かっこいいと思った人がいて、もとから穴が開いたジーンズを作った。人間とは、面白いことをする動物である。しかし、このようなことは、よくある。結果と目的の逆転もよくあること…

世界との出会い51(知識の教育)

⚫︎凡ゆるものを活用することが大事。(To make the most of everything is important.)⚫︎知識も活用されるべきもの、ということを教えること。習ったら、できるだけ早く日常生活の中で活用すること。知識は試験の為のものではない。(We need teach childr…

世界との出会い50(バランス)

⚫︎過剰とはバランスの欠如だが、正の過剰と負の過剰の二つが認められる。要するに、多すぎる場合と少なすぎる場合である。しかし、バランス自体の欠如というのも、バランスを実現する為には、必要とされるものなのかもしれない。なぜなら、宇宙、世界は動い…

世界との出会い49(知能と知性)

⚫︎知能というのは、簡単に言ってしまうと合理的問題解決能力であり、知性というのは、合理的問題解決能力➕社会性ということであれば、人工知能の進歩は、著しいとは言え、人工知性の実現は、まだまだ先ではないのか。それは、他者の情動・情緒・感情を推し量…

世界との出会い48(生物の多様性)

⚫︎生物の多様性から学ぶべきことは、ありとあらゆる手段を講じて生き抜く知恵である。(What we should learn from the diversity of lives is wisdom through which they survive by every means.)

世界との出会い47(動物の意図)

⚫︎犬や猫は人間の意図を理解できるのか? 人間なら、その意図を推測して、怒ったりしそうな場面でも、ペットとして人間の側で暮らす動物たちは、いつも冷静にたんたんと過ごしている。それには、感心するばかり。⚫︎意図とは?行動の未来への志向。

世界との出会い46(ちょうどよい量)

⚫︎今の世の中、過度な誇張表現が多すぎはしないか?⚫︎「ほどほどに」の思想とは、何事においても、程々に、ある程度、7割8割でよいということ、過剰を避けるということ。⚫︎適正な量。量は、何事を成すにも、多過ぎても少な過ぎても、困る。その多少は、も…

世界との出会い45(よく似たもの)

⚫︎人間は、そして多分他の動物も、好きなものを多く見たがる。故に、人間は雛形を多く作る。(People, and maybe other animals, have an inclination to look at their favorite things many times. So people make many models.)

世界との出会い44(言語が伝えられないもの)

⚫︎ことばで伝えられるものがあるからこそ、伝えられないものの存在も際立つ。(Because we have something a language can communicate, something it can't communicate can distinguish itself.)⚫︎言ったことと言いたかったことは、必ずしも同じではない…

世界との出会い43(理性とは説明をすること)

⚫︎知性・理性というものは、説明をし、説明を受け付けるところから始まる。そこには、やはり、冷静さというものが必要だ。(Intellect・reason starts from explaining and accepting explanation. It is natural that it requires calmness.)⚫︎相手の発言…

世界との出会い42(ある小説家の日記)

⚫︎『一私小説書きの日乗 遥道の章』西村賢太 ( 角川書店 2016年5月)クリスマスや正月といった、世間の習慣よりも、自分の習慣通りに日々を送るように見える作家の日常が、ある意味、平凡だが、何か興味を唆られる。特に、食べものの記述が、私には面…

世界との出会い41(人生はサバイバル)

⚫︎気象庁によると、今日、弥生3月1日(水)が春の始まりらしい。⚫︎人間にとっての最大の問題は、如何に死を克服するかにある。もちろん、永久に死を克服することはできない。今、自分の目の前にある死を克服して生き抜くことが最大の問題だ。この最大の目…

世界との出会い40

⚫︎伊藤若冲は、流派に(多分)属することがなかった分、自然の観察に多くの時間を費やすことができたのだろう。それによって、自然的存在者の構造が細部まで切れ目ないことを知ったのではないか。彼もまた、彼の身体が掴んだ世界を、我々に展示して見せてく…

世界との出会い39

⚫︎古本屋で100円くらいで買った文庫だが、流石に、この著者による著作、読み応えのある内容である。注の欄にホィストというカードゲーム(トランプ)の遊び方を詳しく説明してあるところなど興味深い。とっても安いが、内容の素晴らしい本に出会えるのが…

世界との出会い38

⚫︎人間の顔に現れる微笑みという現象は何だろう。(取り合えず)主体(と呼ばれるもの)と対象がどのような関係にある時、主体の側に微笑みが生まれるのか。 内容的微笑み、つまり本当の微笑みと形式的微笑み、つまり格好だけの微笑みがある。真の微笑みとは…

世界との出会い37

⚫︎知性の働きとは、まずは分けること。全体を部分に分けることと、賛成部分と反対部分に分けること。それができないところには、知性はない。(Function of intellec is at first to divide. To divide the whole into the parts, what we can be for and wh…

世界との出会い36

⚫︎understand(理解する) について。なぜ理解するが「下に立つ」ことなのか。それは基底を知ること。自動車の構造も底を見ないと解らない。山もビルも遠くから見ているだけでは、その内部は分からない。下まで行って、間に入らないと解らない。

世界との出会い35

⚫︎子どもの望むことは、愛情から出た優しさと厳しさ。一見相反するように見えること。 (What children want are tenderness and strictness out of love to them, which looks right opposite at first sight.)

世界との出会い34

⚫︎マクロな動きもミクロな動きに直結している。ミクロな動きがなければ、マクロな動きもない。このマクロとミクロの動きは、相互影響的である。(Macroscopic movements are directly linked to microscopic ones. There cannot be any macro movemets witho…

世界との出会い33

⚫︎学問とは、概念装置を使って世界を理解すること。 (Studying something is to understand the world by using sets of concepts.) ⚫︎学問をするとは、内部に深く入ると同時に、外部を持つこと。(Doing studies is not only to get deeply into the ins…

世界との出会い32

⚫︎子どもに、英語を習わせることには、基本的に反対だが、賛成するとすれば、ある条件の下にである。それは、もっと日本語を習わせるということである。今よりもっと日本語の教育を充実させれば、英語の学習にも意味が出てくるだろう。母語というのは、先ず…