2017-02-27 世界との出会い40 ⚫︎伊藤若冲は、流派に(多分)属することがなかった分、自然の観察に多くの時間を費やすことができたのだろう。それによって、自然的存在者の構造が細部まで切れ目ないことを知ったのではないか。彼もまた、彼の身体が掴んだ世界を、我々に展示して見せてくれた。