世界との出会い62(評価について)

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⚫︎評価ということについて考えてみると、様々なものがある。

・自己評価(自己による自己の評価)と
他者評価(他者による自己の評価)
絶対評価(自己内での比較による評価)と相対評価(自己と他者との比較による評価)
・結果評価(達成された結果による評価)と過程評価(結果に到達するまでの過程を見る評価)など。
・資本主義という体制は、評価と強く結びついている。競争原理によって展開していく制度だから、当然のことだろう。価値観の多様化によって評価も多様化しているように見える一方で、あまりに単純な経済的評価基準が幅を利かせているようにも見える。例えば、お金をたくさん払えば直ちに良いサービスが得られるとか。今、マインドフルネスという概念で示されるような「今ここ」における命の充実というような評価基準が様々な領域に浸透していくことを望みたい。