世界との出会い85(鏡の表面を歩く蟻)

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⚫︎蟻が、硝子の垂直面を自在に歩き回るのは、驚異的なことではないか。鏡の表面は、半端無く滑らか、ツルツルである。目にした蟻は、可なり小さな種類だった。彼等のスケールからすれば、鏡の表面も凸凹しているのかもしれない。脚にも、ものの表面にしっかり張り付く仕組みが装備されているのであろう。動き回る、一匹の蟻の全体像が、鏡に映って、本体と共に移動するのを見るのも、大変面白い。これだけで一種の動画のアートである。