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世界との出会い74(マシン)

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⚫︎機械は必ず、機能を持つ。その機能は、必ず、目的を持つ。機械は、「目的存在者」と言えるだろう。人間も目的を持って行動することは多いが、何の目的も持たずに行動することもある(生体としての人間、そしてあらゆる生物は、意識せずとも、生き抜くという至上の目的を持っているだろうが)。こんな風に考えると、人間にしかできないことというのは、目的なく行動すること、行為することではないか。目的から自己を開放できるのは人間だけではないか。今のところロボットや人工知能は自分以外の他者の爲に存在する。自己自身のためだけに存在するのは所謂高等動物だけではないか。
⚫︎何の為にも生きない、「非目的存在者」こそ、人間だけに可能な存在形態ではないか。
⚫︎目的無き生が、定義されたとたんに、それ自体が目的になるだろう。故に、それは、定義されてはいけないのかもしれないが。
⚫︎人工知能ロボットの機能とは反対のこととは、・遅い、グズグズしている。・ベクトル(力➕方向)を持たない。・浮遊している。・ただ散歩している。・ぼーっとしている。・ただ遊びに興じている。
⚫︎これまで価値無しとされてきた多くのことの中に人間にしかできないことがあるのかもしれない。ただ、これらの人間の営為を、どのように、ある種の生産と結びつけたらいいのだろうか。