世界との出会い38

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⚫︎人間の顔に現れる微笑みという現象は何だろう。(取り合えず)主体(と呼ばれるもの)と対象がどのような関係にある時、主体の側に微笑みが生まれるのか。 内容的微笑み、つまり本当の微笑みと形式的微笑み、つまり格好だけの微笑みがある。真の微笑みとは、対象によって誘発される、自己における 安心感の確認ではないだろうか。

世界との出会い37

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⚫︎知性の働きとは、まずは分けること。全体を部分に分けることと、賛成部分と反対部分に分けること。それができないところには、知性はない。
(Function of intellec is at first to divide.  To divide the whole into the parts, what we can be for and what we can be against. There is no intellect without it.)


世界との出会い34

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⚫︎マクロな動きもミクロな動きに直結している。ミクロな動きがなければ、マクロな動きもない。このマクロとミクロの動きは、相互影響的である。(Macroscopic movements are directly linked to microscopic ones. There cannot be any macro movemets without micro ones.)
 ⚫︎大きな出来事はいきなり実現することはない。先ず、小さな一歩から。 (Big events cannot get suddenly into appearance. At first, there will be smaller steps.)

世界との出会い33

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⚫︎学問とは、概念装置を使って世界を理解すること。 (Studying something is to understand the world by using sets of concepts.)

 ⚫︎学問をするとは、内部に深く入ると同時に、外部を持つこと。(Doing studies is not only to get deeply into the inside but also to have the outside.)

世界との出会い32

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⚫︎子どもに、英語を習わせることには、基本的に反対だが、賛成するとすれば、ある条件の下にである。それは、もっと日本語を習わせるということである。今よりもっと日本語の教育を充実させれば、英語の学習にも意味が出てくるだろう。母語というのは、先ず、思考の道具であり、次に、コミュニケーションの道具であるから。