世界との出会い28

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 ⚫︎人間関係においては、「お互い様」という感覚がとても大事。何事かをする場合も、される場合も。私も困るし、あなたも困る。あなたも嬉しいし、私も嬉しい。こういう感覚。つまり、他者の立場に立つということ。 ⚫︎「心の理論」とは、簡単に言うと、対人的な想像力のことである。



世界との出会い26

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⚫︎矢張り、言葉が無ければ、概念は存在しえないだろう。言葉以前に概念があると思うのは錯覚だろう。言葉が概念を摑み出すと言えば、誤解を与える。言葉と概念は、同時成立。もっと正確に言えば、言葉の方が、ちょっと早いのではないか。概念には文による説明が必要ではないか?
⚫︎肉眼の視覚が及ぶ範囲で、可なり遠くのものを識別するとき、知覚は言語の力を借りている。視力だけで、識別するのは難しいのではないか。









世界との出会い25


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⚫︎日々の習慣の我われへの影響力の大きさを実感させるのは止まっているエスカレーター。(It is an escalator which doesn't move that  makes us realize deeply how much influence habits in our daily life have on us.)


世界との出会い24

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⚫︎物と物の間に働く因果律人間と人間の間に働く因果律とは、全然違う。(The law of cause and effect between one thing and  another is completely different from the one between people. )
前者➡︎(物→物)
the former➡︎(thing→thing)
後者(人⇄人1)
              ⇄人2)
              ⇄人3)
                  …   )    
              ⇄人4)
the latter➡︎(person⇄person1             
                                 ⇄person2)
                                 ⇄person3)
                                              …)
                                 ⇄person4)



世界との出会い23

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⚫︎バランスとは、達成条件のことである。自然界においても、人間社会においても、ある事象が顕現するのには、適切な条件が存在する。多くの場合、その条件は単一ではない。複数の条件が相互に作用しあって、ある事象が生まれる。その時、それらの条件の量と質の相違によって、その事象は、生まれたり生まれなかったりする。

世界との出会い22


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⚫︎図書館という場所は、ある意味で、世界や宇宙より広い。何十冊もある宇宙についての本には、宇宙自身が知らないことが記述されている。文字、単語、文、絵画、写真などの多様なメディアによって表現される世界は、宇宙より広い。もちろんそれは、客観的精神と呼ばれる存在者たちだが、それらが、ノエシス的な主観的精神と出会い、意味が生まれるとき、それらが織り成す複雑さは、眩暈を引き起こすほどだ。げに、図書館という場所に眠る世界は、超宇宙大。
⚫︎一般書は市立など普通の図書館が使いやすい。専門書は、大学図書館や市の中央図書館や県立・府立の図書館がよい。もちろん、国立国会図書館というのもある。